まちのこぼれ話〈溝口・久本・坂戸地域〉

 

家業の手伝い

高橋 邦禎さん
(たかはし くによし さん)

昭和15年生まれ 77歳
川崎市高津区坂戸在住

農家の家庭に生まれた高橋さん。
家業を手伝った子どもの頃のお話などを伺いました。
(平成29年11月21日)

高橋 邦禎さんの写真

子どもの頃の遊び

 

 近所はほとんど農家だったけど、家が電気屋の子とか、そういう農家じゃない家の子とも遊んでたよ。一緒に遊べたのは数人くらいだな。メンコ、ベーゴマ、ビー玉遊び、コマまわし、そんなことして遊んだね。たいていは外で遊んでたよ。

家業の手伝い

 

 家業の手伝いはよくやったよ。苗代を作ったり、田植えをやったり草取したりさ。勝手に生えてきた稗なんかも抜いてね。それとさ、昔は肥溜めがあったでしょう?で、それを苗代に撒くんだけど、それを手伝わされたもんだ。あれはいやだったなあ。

多摩高校第一期生

 

 高校は多摩高校へ行ったよ。第一期生だったんだ。学校には溝の口まで歩いて、そこから南武線に乗って、宿河原からは10分ほど歩いて通ってたよ。電車は今みたいにきれいじゃなくて、茶色くて床が油っぽい板張りだった。砧の方までチンチン電車(東急玉川線、通称「玉電」)が走ってる時代だからね。(PDF版の抜粋です)

PDFで全文を見る

地域別へ戻る