まちのこぼれ話〈溝口・久本・坂戸地域〉

 

町の靴屋として50年

境野 勝之さん
(さかいの かつゆき さん)

昭和19年生まれ 73歳
川崎市高津区溝口在住

この地で靴屋を営んでいる境野さん。
溝口の変遷などについて伺いました。
(平成29年8月24日)

境野 勝之さんの写真

子どもの頃の遊び

 

 今のマルイのあたりは昔は田んぼでね、エビや蟹釣りができたんですよ。スズメ捕りなんかもしたね。久本神社周辺の小さな山のあたりに洞窟があって、防空壕遊びというか、中に入って化石の貝殻取りなんかしましたよ。今ではもう立ち入り禁止だと思いますがね。

溝口の変遷

 

 この溝口駅前は、大山街道とは違った雰囲気ですし、地元民というより、転居人が多く住んでます。土地を買って、家や店を建てた人たちの集まりとでも言いましょうか。昔の駅周辺の地図も見ての通り、道は変わっていないのですが、美味しかった今川焼屋やパン屋の「多摩食」、図書館なども皆、無くなってしまいました。

町の靴屋として50年

 

 昔は、顔なじみの客がいてね、南武線のホームから見えるうちの店に、「おーい、 靴売ってくれー!」なんてね、面白い人もいましたよ(笑)。開店当時の2階建ての自宅兼店舗は、今は7階建てのビルになり靴屋を続けています。 (PDF版の抜粋です)

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