まちのこぼれ話〈溝口・久本・坂戸地域〉
三日三晩の結婚式
斉藤 マキ子さん
(さいとう まきこ さん)
昭和5年生まれ 87歳
川崎市高津区久本在住
結婚をきっかけに久本にお住まいになった斉藤さん。
女学生時代のお話や昔の家の様子などについて伺いました。
(平成29年10月17日)

子どもの頃は
小学校は6年間向丘小学校に通いました。小学校時代、1年生から2年生くらいまでは学校にも着物で通っていました。小さいときの遊びは、お手玉とかドッジボールとか。男の子達はコマ回しとかで遊んでいましたし、二ヶ領用水で泳いだりもしていました。小学校では女の子は体操の時間で薙刀(なぎなた)を習っていましたよ。
結婚して久本へ
昭和29年に久本に嫁に来たときには、家で三日三晩結婚式でした。お客さんが見に来るんです。どこどこのお嫁さんが来たといって、近所の方々がやってきて、持ってきた荷物や着物とかを皆に見せるんですよ。
家の様子は
私がここにお嫁に来たときには、昔ながらの草葺の屋根。それにトタンをかぶせていました。藁葺きなので家の中は火気厳禁、お風呂は外にありました。今ある井戸の隣にあったんですよ。昔の家は今のようにきちっとしていないでしょ、屋根には藁を上げたりして、だから蛇が上がって来ちゃうの。古い家を壊したときにはアオダイショウの大きいのが2匹いましたよ。今もこの床下にいると思いますよ。きっとこの家を守っているんでしょうね。(PDF版の抜粋です)