まちのこぼれ話〈久地・宇奈根・北見方・下野毛地域〉

 

円筒分水で泳ぎの練習をしました

石塚 靖男さん
(いしづか のぶお さん)

昭和9年生まれ 84歳
川崎市高津区久地在住

先祖代々久地で農業を営んできた石塚さん。
円筒分水の思い出や戦後の街や暮らしの様子などについて伺いました。
(平成30年10月1日)

石塚 靖男さんの写真

小学校

 

 二ヶ領用水には年中飛び込んで泳いだり、円筒のとこに潜ったりして遊びました。ある時期、水を仕切るコンクリートの外壁に、夜中の2時頃になるとエビが20センチくらいの幅にば~っと上がってきていたの。それをさ~っとすくってね。真っ白できれいな3センチくらいの小エビでね、いっぱい上がってきていた。家族みんなで食べて美味しかったです。

子どもの頃の思い出

 

 小学校にあがる頃から近所の子ども達でチームを作って野球をやっていた。ボール投げの練習はね、うちの2階に柱があって、その横が土壁になっていてね、柱に向かって下からボールを投げるの。外れると、壁に穴があいちゃうから真剣。正確に投げるように癖をつけていた。ポジションはいろいろやったけど、ピッチャーを長くやったかな。中学校でも硬式の野球部に入りました。

戦後:街の様子、暮らしの様子

 

 昔はうちの縁側から溝口神社が見えていた。大山街道にある森もここから見えていたな。でも、国道246ができてからは、あっという間に見えなくなっちゃった。 (PDF版の抜粋です)

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